医師の転職先として最近人気の非常勤医は、時間の融通がきく、高収入を得やすいなどのメリットがあります。
しかし、非常勤医の待遇には、デメリットもあります。
医師の転職に失敗しないために、非常勤医のデメリットをご紹介します。

  確定申告や保険の手続きを自分で行う必要がある

常勤医の場合は社会保険料などが発生するため、確定申告は病院が代わりに行ってくれます。
しかし、非常勤医の場合、確定申告などは自分で手続きしなければいけないのです。

これまで常勤医としてずっと勤務していた方の場合、意外とこうした雑事が面倒に感じるというケースも多いです。
確定申告の場合、今はインターネット上でも手続きを行う事はできますが、忙しい医師の仕事を日々行いながら、手続きをするのはかなり手間がかかるものです。
こうした手続き面での煩雑さは、非常勤医の持つデメリットのひとつです。

  社会保険や福利厚生などの待遇面の差

非常勤は時給換算すると常勤医より収入が多いケースがありますが、あくまでも非正規雇用のため、社会保険や福利厚生の面で待遇が劣る傾向にあります。
非常勤医は自己負担で健康保険に加入しなくてはならず、扶養家族がいた場合、さらに負担が増えてしまいます。

また、勤務時間数や契約内容によっては有給休暇を取得することができなかったり、常勤医が使える福利厚生が利用できなかったりする場合もあります。
特に、短時間の勤務で複数の病院を掛け持ち勤務している非常勤医は、ほとんど福利厚生の恩恵を受けられる可能性は無いでしょう。

  同じ職場で働く医師との連携が取りづらい

非常勤医の場合、どうしても限られた時間数の勤務になってしまうため、同じ病院で働く医師との連携が取りづらいというデメリットがあります。
もちろん病院の環境にもよりますが、積極的に常勤医やスタッフと関わっていくようにしないと、なかなか周囲とコミュニケーションが取りづらいのが現実です。

  経験が浅いと採用されにくい傾向に

医師の転職では非常勤医の募集が多数ありますが、その多くが即戦力を期待できる人材を求めています。
各専門科である程度の臨床経験があり、すぐに診察に対応できる人材の方が採用されやすい傾向にあります。

そのため、未経験や経験が浅い医師は、非常勤医として採用されにくいというデメリットがあります。
未経験や経験が浅い場合は、在宅医療や美容皮膚科などの研修が充実している専門科を目指すのがおすすめです。